江戸時代の妖怪画集として知られる
鳥山石燕の『
今昔画図続百鬼』や『
絵本百物語』にも取り上げられ、江戸時代にはかなり有名な怪談であったことがわかる。また江戸後期の戯作者・桜川慈悲功の著書『変化物春遊』にも、
大和国(現・
奈良県)で光る青鷺を見たという話がある。それによると、化け柳と呼ばれる柳の大木に毎晩のように青い火が見えて人々が恐れており、ある雨の晩、1人の男が「雨の夜なら火は燃えないだろう」と近づいたところ、木全体が青く光り出し、男が恐怖のあまり気を失ったとあり、この怪光現象がアオサギの仕業とされている
[多田克己 『竹原春泉 絵本百物語 -桃山人夜話- 』 国書刊行会、1997年、152頁。ISBN 978-4-336-03948-4。]。
新潟県佐渡島新穂村(現・
佐渡市)の伝説では、根本寺の梅の木に毎晩のように
龍燈(
龍神が灯すといわれる怪火)が飛来しており、ある者が弓矢で射たところ、正体は
サギであったという
[『妖怪事典』 170頁。]。