本種が日本全国に知られるようになったのは、
1934年(昭和9年)
12月28日に
天然記念物として指定されたことがきっかけである。天然記念物に登録されている他の日本犬としては、
北海道犬、
秋田犬、
柴犬、
甲斐犬、
四国犬、
紀州犬と、著名な犬種が並ぶが、本種だけはあまり知られていない。これは、本種がもとより希少種であり、後に絶滅したことが理由である。しかし、富山県では
1963年(昭和38年)に県獣として指定され、県民に親しまれていた。
姿は典型的な日本犬で、耳は立ち耳、尾は巻き尾である。マズルは尖っていて、脚は長い。骨太で筋肉質の引き締まった体つきをしていて、顔立ちは精悍である。コートはショートコートで、毛色に制限はない。中型犬サイズで、性格は勇敢で忠実だが警戒心が強い。パックの仲間と主人以外にはあまり感情表現を露にしないといわれている。