欄間(らんま)とは、天井板と鴨居の間の空間のこと(障子や襖と天井までの空間)。明かり取りや
換気などに用いられるスペースである。古くは
平安時代の
絵巻物にも原型が見られる。ここに格子や
障子、透かし彫りの板をはめて装飾を施したことから、転じて装飾板自体も欄間と呼ばれる。
花鳥風月といった題材を
彫刻で施したものは、
大黒柱と並び建物の品格を表すことから、凝った技法のものは
寺院や
在来軸組工法の高級木造住宅に欠くことができない。このため生産地は、
城下町や
門前町として発展した、
仏具の生産地に多い。