マストドンサウルス(
Mastodonsaurus)は
三畳紀中期に生息していた絶滅
両生類である。
学名は「乳頭状の歯を持つトカゲ」を意味するが、
爬虫類ではない。和名は「象竜」。北米・ヨーロッパ・アフリカ・中国などで
化石が発見されている。2006年に
宮城県の
南三陸町の唐島で出土した化石が2008年になってマストドンサウルスのものであると判明し、日本にもいたことが明らかとなった。
全長6mに達し、短い尾、短く頑丈な胴、体格に比べて小さいが頑丈な四肢、巨大な顎を備えた非常に大きく扁平な頭部を持つ。最大の個体は頭長1.4mに及ぶ。下顎の先端に長い牙があり、口を閉じたときには口蓋にある孔を通して頭骨の上にまで突き出ていた。また、それ以外にも咥えた獲物を逃がさないための小さく鋭い歯を多数有していた。