多くは
ココヤシや
ナツメヤシなどの他の
ヤシ科植物とはまったく異なる形状を持ち、
幹は直径 2-5cm ほどの細いつる状で葉と葉の間隔が広く、他の植物の間を這い上って生長する。外見は
竹にも似ているが、内部の構造や生長の仕方はまったく異なる。またトウには
トゲを持つものも多く、他の植物によじ登る際にかぎの役割を果たす。
ふつう、丸籐と割籐とにわけられる。丸籐は太民(たいみん)、双棟(そうかん)、三棟(さんかん)、四棟(よつかん)の4種がある。椅子やテーブルの脚、腕木、持送りに用いられる。割籐は丸芯籐(縦編、横編、小物用)、半芯籐(柱巻、縁巻用)、皮籐(椅子やテーブルなどの小物用)の3種ある。ふつうの籐張りには、皮籐が用いられ、編んで座、背、肘などを張る。座張りは、座枠上端内側を籐の厚み分だけ欠き取り、これに適宜間隔を置いて穴を開け、これに籐を通し、ふつう2筋縦横筋違いにかごめに組んで編んで、縁部へも取り回して編み上げる。