鍋蓋状の気泡体(水辺板)の上に三角形の帆を持ち、風に乗って移動する。下面には摂餌専用の
個体である
栄養体、周縁には餌捕獲を行なう
触手状の個体である感触体を持つ。水平板の周縁は鮮やかな青藍色で、中央は無色透明。気泡体の年輪状の模様の中は
気体が入っており、それで水上に浮かぶ。完全に水面を突き抜けて気中に顔を出すのは、大部分のクラゲには見られない特徴である。触手の
刺胞に刺されると激しく痛む。
なお、このクラゲは
群体性であるため、
管クラゲ類に所属するものと考えられて来た。しかし、生殖個体として小さなクラゲを作る事から、クラゲに見えるのは、浮きをもつ、群体性
ポリプであるとの判断となった。浮きをもつ
固着性動物の群体というのは奇妙に見えるが、現世ではともかく、
古生代の
フデイシや
ウミユリには似た例が多く知られている。現在では生殖個体の形質から
花クラゲ目に移されている。