世界各地の裸地の土の上に生育し、寒天状の
群体を形成する。群体の寒天質の基質の中に細胞が1列に連なり
異型細胞を交える数珠状の細胞糸が埋もれている。ネンジュモ(念珠藻)の名称はこの細胞糸の形態に由来する。イシクラゲに近縁なネンジュモ属の食用藻に清流の浅瀬の石や草に付着する
アシツキ(カワタケ)や、北方
ユーラシアの乾燥した
草原地帯の地表に生育する変種の
髪菜(
Nostoc commune var. flagelliforme、はっさい)が知られている。
日本では、本州中部以西、四国、九州に普通に分布。庭先や道ばたなど様々な裸地の地表、コンクリート面などで見られ、雨が降った後に藍緑色寒天質の膨潤した群体が突然目立つようになるため気味悪がられる事も多い。乾燥状態では地面にへばりついた黒いかさぶたのように見え、手で揉めば小片-粉末状に壊れる。