アイソザイムは遺伝子型を反映しているので、間接的な“
遺伝子マーカー”として利用できる。そのためアイソザイム分析は、1960年代以降、生物の
分類や、個体・個人の遺伝的性質に関する研究などに盛んに用いられた。また多数の個体をまとめて電気泳動にかけて分析することで遺伝子頻度の計算が比較的容易に可能であるため、
集団遺伝学のツールとしても盛んに用いられている。現在では、より直接的に目的の遺伝子
DNAまたは遺伝子マーカーを調べる方法(
分子分類学、
DNA鑑定など)にとって代わられつつある。